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日本酒でつなぐ「地域愛」 SEIRYO STYLE イノベーションプロジェクトが発足

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本学園で、日本酒をテーマに、地域に根差す新潟酒販株式会社様、地元酒蔵の弥彦酒造株式会社様とコラボレーションし、SEIRYO STYLEイノベーション探究を目指すプロジェクトが発足しました。この企画は、2023年に始まった青陵アルムナイ(絆織プロジェクト)Vol.2として、2024年2月に開催された新春トークショーの流れを汲んでいます。


プロジェクト概要
本プロジェクトでは、学生やアルムナイメンバーが2024年5月から1年間、酒造りに参画し、原料から醸造、製品発売までの過程を体験します。これにより、地域が生み出す製品やブランド価値を深く理解し、「地域愛」を育むことを目指します。


田植え体験
短期大学部村山ゼミの学生、短期大学部OG、教職員、アルムナイメンバーに加えて、新潟酒販の社員の方々とともに、弥彦村上泉にある弥彦酒造に集合し、圃場に移動しました。上泉生産組合の方から田植えの注意事項を教わり、田植えを開始しました。今回植えた苗は「伊彌彦米」(弥彦村産特別栽培米コシヒカリ)で、平成30年に皇室新嘗祭に献上された実績を持つ高品質なブランド米です。参加者たちは慣れない作業に苦労しながらも、爽やかな天気の中、無事に作業を終え、気持ちの良い充実感に満たされながら、差し入れの「やひこじぇらーと」を美味しくいただきました。


稲刈りとお酒の仕込み
田植えをしたお米は秋に稲刈りを行い、その後、参加メンバーでお酒のネーミングやラベルデザインを検討します。稲刈り後のお米は、10月以降に弥彦酒造で始まるお酒の仕込みに使用されます。アルムナイメンバーもお酒の仕込みに参加し、美味しいお酒になるよう願いを込めて作業を行います。仕込まれたお酒は年内に搾られ、来春発売を予定しています。


地域資源としての日本酒
新潟の一大地域資源である「日本酒」をテーマにしたこのプロジェクトは、弥彦酒造株式会社様、新潟酒販株式会社様、地域の農家様等の協力のもと、米から日本酒造りを体験できる大変貴重な機会となっています。参加学生にとっては、地域への理解を深め、青陵アルムナイメンバーや多様な方々との交流を持てる貴重な体験となります。青陵アルムナイで仕込んだお酒がどのような味わいになるのか、今からとても楽しみです。