学園の概要
「建学の精神」

下田歌子女史
「新潟青陵学園」の祖型「裁縫伝習所」が誕生したのは、明治27・28年の日清戦争と同37・38年の日露戦争のちょうどその中間の明治 33年で、当時の日本は決して豊かな国ではなかった。
そのような状況において、女子のための『実学教育』と女性の地位向上の啓発活動をしていた帝国婦人協会創設者・下田歌子女史の新潟来訪を機に設立されたものである。
明治から令和の現在に至るまで、産業構造は一次産業、二次産業次いで三次産業中心へと変化し、併せて就業構造も大学進学率も大きく変わったが、本学は、下田歌子女史の教育思想をもとに、地域の人材育成のニーズに応えるべく、「日進の学理を応用し、勉めて現今の社会に適応すべき実学を教授する」を建学の精神としている。
ロゴマーク
新潟青陵大学 / 短期大学部
青陵大学の頭文字「S」を起点に、「学問を学ぶだけでなく、人を思いやる『こころ』を根源に育てる」という教育方針を表現。人と人が互いに向かい合い、手を取り合う形をデザイン化した。 カラーリングはもともと使用されていた青をメインで取り入れ、さらに、「若々しさ」、「やさしさ」「思いやり」の象徴としてピンクを採用した。
新潟青陵高校

昭和40年、当時高等学校美術担当教諭であった故伊藤昌美氏によるデザイン。形状は、青陵の「S」に加え、学園訓の大綱である「至誠」の頭文字である「S」をテーマに作られたもの。「青」は草木生成の色であることから「生命の若さ」と「未来永遠に伸びゆく希望と発展」を意味している。
新潟青陵こども園
創設者の一人である初代園長 本間氏がバラを好んでおり、こども園の庭には多くの薔薇が咲き誇っていた。そこに由来して薔薇がモチーフとなり、青陵の「S」と組み合わされシンボルマークとして制作されたのでは、と考えられている。また、ピンクはシュタイナー教育を象徴する色でもあり、現在でもこども園の保育室ではピンクの布地などが多く使われている。
理事長メッセージ
新潟青陵学園では昨年、2040年ごろの学園像を想定した「青陵将来ビジョン」と「青陵ミッション」を作成しました。ビジョンの中で将来の目指す姿を「人と社会がともに奏でるソーシャルイノベーションのスクエア。」と規定しています。
「ソーシャルイノベーション」とはまだ耳慣れない言葉かもしれませんが、「実学」を旨とする青陵が目指すイノベーションは「身近な地域や社会の課題解決」と捉えています。そこに広場といった意味の「スクエア」を加えたことで、学園だけで活動するのではなく、地域住民や企業、自治体などと一緒に課題を解決したり、課題解決を目指す人材を育成したりする「出会いと、育ちの広場」をイメージしています。2025年度には活動の核となる「ソーシャルイノベーションセンター」を開設。「地域から求められる青陵」へ歩んでいきます。
沿 革
1900年 4月 | 下田歌子女史の帝国婦人協会新潟支会により、修業年限3か年の学校「裁縫伝習所」として設立 |
1938年 1月 | 財団法人組織に変更 |
1944年 4月 | 校名を財団法人新潟高等実践女学校と改称 |
1946年 4月 | 校名を財団法人新潟女子工芸学校と改称 |
1948年 4月 | 学制改革により校名を新潟女子工芸高等学校と改称、併設中学校設置 |
1951年 3月 | 私立学校法により学校法人組織に変更 |
1965年 4月 | 法人名を新潟青陵学園と改称、校名を新潟青陵高等学校、新潟青陵中学校と改称 新潟青陵女子短期大学を開学(被服科) |
1967年 4月 | 新潟青陵幼稚園を開園 |
1982年 4月 | 新潟青陵中学校廃止 |
2000年4月 | 新潟青陵大学(看護福祉心理学部看護学科、福祉心理学科)開学 |
2004年4月 | 短期大学の名称を新潟青陵大学短期大学部と改称 |
2006年4月 | 新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科臨床心理学専攻(修士課程)開設 |
2008年10月 | 大学認定看護師研修センター開設 |
2012年 3月 | 大学認定看護師研修センター休校 |
2014年 4月 | 大学院看護学研究科看護学専攻(修土課程)開設 |
2017年 4月 | 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部新校舎「1号館」竣工および新潟青陵大学短期大学部創立50周年記念式典を挙行 |
2020年 4月 | 新潟青陵幼稚園が認定こども園に移行 |
2025年 4月 | 認定子ども園 新潟青陵幼稚園を認定こども園新潟青陵こども園と改称 |

協 定
2025年 3月 | 学園と新潟市、新潟市私立保育協会、株式会社キャリアフィールドとの保育士確保に関する連携協定締結 |
2025年 3月 | 大学・短期大学部と新潟市立万代高等学校との高大連携協定締結 |
2025年 3月 | 高校と関東学院大学との教育交流に関する協定締結 |
2025年 2月 | 学園と学校法人OCCとの包括的連携協定締結 |
2025年 2月 | 高校と横浜市立みなと総合高校との通信教育連携協力協定締結 |
2024年10月 | 幼稚園と保育事業所との連携施設の覚書締結 |
2024年 9月 | 学園と公益財団法人新潟市海洋河川文化財団との包括連携協定締結 |
2024年 6月 | 大学・短期大学部と新潟県立新津高等学校との高大連携協定締結 |
2024年 1月 | 学園と聖籠町教育委員会との包括連携協定締結 |
2024年 1月 | 学園と学校法人実践女子学園との包括連携協定締結 |
2023年12月 | 学園とモンゴル国エルデミーン エフレル学校 との包括連携協定締結 |
2023年12月 | 大学・短期大学部と東京学館新潟高等学校との高大連携協定締結 |
2023年10月 | 学園とメディカスタッフプロモーション株式会社との包括連携協定締結 |
2023年 9月 | 学園とフィリピンサンカルロス大学との交流連携協定締結 |
2023年 7月 | 大学・短期大学部と関東学院大学との包括連携協定締結 |
2023年 7月 | 学園と木山産業株式会社との包括連携協定締結 |
2023年 6月 | 学園と一般社団法人SmileStoryとの包括連携協定締結 |
2023年 6月 | 学園とDANCE PRESENTATION UNITYとの包括連携協定締結 |
2023年 3月 | 一般社団法人TKMとの連携協定締結 |
2020年 7月 | 学園と一般社団法人崇徳厚生事業団との包括的連携協定締結 |
2020年 1月 | 大学・短期大学部と新潟市立高志中等教育学校との高大連携協定締結 |
2019年12月 | 大学・短期大学部と新潟県立新潟中央高等学校との高大連携協定締結 |
2019年 5月 | 新潟SKYプロジェクトと新潟県中小企業家同友会との連携協力に関する協定締結 |
2018年 7月 | 大学と上越教育大学との連携・協力に関する協定を協定締結 |
2017年 7月 | 大学・短期大学部と日本財団ボランティアセンターとの連携協定締結 |
2017年 5月 | 大学・短期大学部と独立行政法人国立青少年教育振興機構国立磐梯青少年交流の家との包括連携協定締結 |
2016年 9月 | 短期大学部と中部学院大学短期大学部との連携協定締結 |
2015年 8月 | 短期大学部と社会福祉法人新潟市社会福祉協議会との包括連携協定締結 |
2015年 6月 | 新潟都市圏大学連合と新潟市が包括連携協定締結 |
2015年 5月 | 大学・短期大学部と独立行政法人国立青少年教育振興機構国立妙高青少年自然の家との包括連携協定締結 |
2015年 3月 | 大学・短期大学部と新潟県東蒲原郡阿賀町との包括連携協定締結 |
2012年 6月 | 大学・短期大学部、長岡造形大学、新潟薬科大学と株式会社新潟日報社との包括連携協定締結 |
2010年11月 | 大学と韓国コットンネ大学(KKOT)との交流協定締結 |
2010年11月 | 大学・短期大学部と札幌国際大学・札幌国際大学短期大学部との交流協定締結 |
2009年 6月 | 大学と新潟県三条市との連携協定締結 |
アクセス
バスをご利用の方
[新潟駅万代口バスターミナル発]
ルート1
「浜浦町線 <新潟青陵大学前経由> 水族館前ゆき」 バスで約20分、新潟青陵大学前下車。
ルート2
「浜浦町線 <浜浦町経由> 信濃町ゆき」「浜浦町線 <浜浦町経由> 西部営業所ゆき」バスで約20分、松波町1丁目下車、徒歩4分。
新潟駅→本学 | 本学→新潟駅 |
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⚫︎浜浦町線 <浜浦町経由> 西部営業所または信濃町ゆき 浜浦町線 <青陵大学前経由> 水族館前ゆき |
⚫︎新潟青陵大学前(新潟駅前ゆき) ⚫︎松波町一丁目(新潟駅前ゆき) |