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新潟青陵大学看護学部「在宅看護実践論」でゲストスピーカーによる特別講義を実施

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2024年3月14日(木)、新潟青陵大学看護学部の科目「在宅看護実践論」で、特別講師として北條正伯氏をお招きし、特別講義を開催しました。
北條氏は、日本ALS協会新潟県支部長として活躍される一方で、青陵大学看護学科の卒業生のお父様でもあります。
以前、新潟青陵大学の戴帽式に出席されたことをきっかけにご縁ができ、今回の講義をお願いする運びとなりました。
また、北條氏は新潟県ALS総会の学生ボランティア派遣においても、大変お世話になっています。

特別講義「在宅看護実践論」
テーマ「ALS患者の在宅療養生活~自分らしく生きるには~」
    講師 日本ALS協会新潟県支部長 北條正伯 氏
テーマ「ALS患者の在宅療養生活の支援」
    講師 西蒲中央病院訪問リハビリテーション 言語聴覚士 佐藤祐治 氏

講義内容
講義では、北條氏ご自身がALS当事者として感じる思いや、在宅で生活する上での困難さ、そして日常生活の中で見つけた楽しみについて語っていただきました。参加した学生たちは、北條氏のリアルな体験から、多くの学びを得る貴重な機会となりました。

また、北條氏のリハビリテーションをご担当されている言語聴覚士の佐藤祐治氏からもお話をいただきました。佐藤氏は、在宅で療養する方の支援を考える際のポイントや、リハビリテーションの様子について具体的な事例を交えて説明されました。
リハビリテーションの取り組みや支援の工夫を通じて、ALS患者さんの生活の質をいかに向上させるかについて、深く理解する機会となりました。

この講義を通じて、学生たちはALSの理解を深めるとともに、在宅で療養する方々を支えるための多角的な視点を養うことができました。
これからも青陵大学は、患者さんや医療・介護に関わる皆様との連携を強化し、実践的な学びの場を提供してまいります。