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【実施報告】「バンブーフェスティバル」に参加・協力

2025年7月20日(日)、新潟県佐渡市で開催された地域交流イベント「バンブーフェスティバル」において、本学の学生および教職員が参加・協力を行いました。
このイベントは、佐渡市内の通信制高校の生徒・教職員と地域団体が連携し、地域の課題や資源に向き合いながら毎年開催されている町おこしイベントです。竹林の整備や竹を活用した体験プログラムを通して、多世代間の交流を促進し、地域資源の魅力を発信することを目的としています。

今年度は、2025年3月に新潟青陵大学の臨床心理学科を卒業した片岡沙良さん(佐渡市内の通信制高校出身)からの相談を受け、学生・卒業生の学びや挑戦の機会を支援する観点、ならびに地域連携の推進という観点から、ボランティアセンターが共催団体として新たに参画しました。
片岡さんは、在学中から地域活動に積極的に取り組んでいました。「支えられる立場だった自分が、今度は誰かを支える存在として関わりたい」という強い思いのもと、通信制高校に通う生徒や発達特性のある若者など、支援を必要とする人々とともに今回のイベントを企画・運営に関わりました。

イベント開催に先立ち、7月12日(土)〜13日(日)には学生3名と教職員2名が佐渡を訪れています。前日準備および当日の運営には、学生8名と教職員3名が参加し、高校生や地域の方々と協働しながら、竹を使った遊びのブースや展示物の制作・設営に取り組みました。
現地では、大学生にも柔軟な発想や対応力が求められます。通信制高校の生徒たちとアイデアを出し合いながら企画を形にしていく中で、互いに打ち解け合い、それぞれの得意なことを活かし合う姿が多く見られました。

当日は猛暑のなか、多くの親子連れがイベントに訪れ、竹を使った遊びブースなどを楽しむ姿が見られました。参加学生からは「また関わりたい」「今後の活動に活かしたい」といった声も寄せられています。
地域資源を活かしながら、若者が主体となって企画・運営するこのイベントは、地域とのつながりや当事者意識を育むとともに、学生にとっては実践的な学びと成長の機会となりました。大学のない地域に大学生が関わることにも大きな意義があると感じています。

今後も本学ボランティアセンターでは、学生・卒業生・地域が協働して創り上げるこうした実践の場を大切にし、継続的な支援を行ってまいります。

※今回の活動費の一部には、日本財団ボランティアセンターの助成金を活用しています。


メディア掲載情報
報道機関より取材いただきました。

新潟日報デジタルプラス(2025年8月3日)
輪投げ、水鉄砲、弓矢、ジャングルジム…全部竹でできてます♪ 佐渡市で竹の遊具で遊ぶバンブーフェスティバル